米国でクリクラを行うもう一人の同級生と H&P(History & Physical exam) の自主練を始めました。

スタンフォード大学の医学留学プログラムで Clinical Skills のトレーニングを受けたパートナーなので心強いです。
(プログラムの資料を少し見せてもらったんですが、質が高くて感銘を受けました。参加する人が羨ましいです!)

自主練では、First Aid for the USMLE Step 2 CS の Practice Cases 44個の中からお互いに1個ずつ症例をピックアップし、先輩からいただいたモデル動画をお手本にして、毎週くり返し練習することにしました。

選んだのは Case 31 の「21歳・女性・腹痛」。
主訴が痛み系で、OB/GYN(産婦人科) 項目と Sexual History を重点的に聞く症例。

モデル動画、First Aid (、パートナーの持っている資料)を参考に、Word で台本を作成しました。まずは Physical exam の手前(Transition)まで。


今まで厄介に感じていたのが、Mnemonics や問診文のバリエーションが多すぎること。
本格的に始めるにあたり、まずは全てを一つに絞ることにしました。

痛みの問診には OCD PSF LIQRAAA を、PMH(Past Medical History)などの問診には PAM HITS FOSS を採用し、各問診文も一番使いやすそうなシンプルなものを選別しました。順番もまずは型通りで。

最後の S (Social History) の4項目は SADO にしました。(Smoking, Alcohol, Drug, Occupation/Oshigoto)

Transition phrases や Words of sympathy もモデル動画からこまめに拾い上げ、台本に加えました。今回の症例でスキップする項目も台本には含めました。

誤りや抜け落ちが沢山あると思いますが、初めてなので、型をマスターするために台本をこのまま暗唱しました。

練習会のときは頭文字を羅列したメモ用紙だけ使ってトライ。

パートナーには台本を読み上げてもらうだけでいいので、受け答えもスムーズに進み、楽しく練習できました。

反省点は、① メモをとるのが中途半端になったこと、② 一部の問診が瞬時に頭から出てこずアドリブになったこと、③ 時間がかかったこと。

来週は、身体診察、生活指導、Challenge question への返答、Closing も含めて一通りできるようにしたいです。


<参考サイト>
http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2005dir/n2638dir/n2638_10.htm

2005年の記事ですが、USMLE Step 2 CS の概要や対策方法が包括的に解説されていて、大変参考になります。執筆された先生は現在、西海岸で婦人科腫瘍の教授をされています。Step 1 対策に際し「10000問解けば90パーセンタイルと言われるが、それでは足りないと思い、使命感を持って12000題解くことを目標にした」とおっしゃっていた先生です。