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小児科(小児腫瘍科)の分野で国際的な貢献ができる医師を目指しています。それらの研修のため、米国臨床留学の準備も進めています。

カテゴリ: 書籍

12月は自分のマインドをリセットし、新しい年に向けて最善の準備を整える大切な月。

大きな影響を受けた著書やプロフェッショナルの言葉も、復習・再確認します。
「生き方」に関するお気に入り箇条書きメモ 2セットを貼り付けてみました。

うまくいかない時、頑張りきれない時に読み返したくなります。


<江上治(プロフェッショナルミリオネア)>

 ・チャンスをつかむ瞬間には一歩を踏み出す行動が存在する

 ・自分の成長のために、常に自分より優れた人と付き合うよう実践(その人と縁を持ちたいという思いの強さ)

 ・相手の喜ぶことを臨機応変に察し、可愛がられる人になる

 ・応援してくれていると思う人5人のレベル(がその人のレベルを規定する)

 ・全部自分が悪いのだ、とまずは思え。とても自分のせいとは思えないような不運にあっても、全てが自分のせいであると自然に考えられる思考がある人は、「自分が引き受けていくしかない」と覚悟を決めて向き合うので、どんな困難に対してもポジティブに解決策を考えていける

 ・お金を使うのは、目的達成の手段にすぎないとの発想をもつ

 ・志を持つ人の周囲には、志に共鳴する人、向上心を持つ人が集まる。お金や時間よりも、人脈こそが一番の財産であると知る

 ・買う「体験」:体験にお金を使うことで、人間に対する観察眼を養う。身銭をきることで、体験という「仕入れ」の質を高める

 ・良いところを探すことで、相手を好きになる努力をする。相手の良いところだけ見れば、やがて応援してもらえる人になり、社会から引き上げられる

 ・具体的なエピソード(実績、数値)を語れるか、本質をついた一言を言えるか

 ・体験からくる知恵と体系化された知識を両方備えることで、得意分野や強みもより磨かれる

・人生の「基準値」を上げるために、常に自分よりも基準値の高い人を探す

小久保裕紀の母「男が一度やると決めたことは最後までやりなさい」

二十代で基礎的な能力やスキルを集中的に身に付けるためには、強制的に修業の環境をつくるべき!集中して取り組んだ体験と地道な継続によって身につく。一朝一夕で身につくものではない。三十代から四十代で、専門性や強みを武器に自分というブランドで勝負する

・優れた相手と初めて対面する前には「共通項」を探り、信頼を生む努力をする(あらかじめ相手のことをリサーチ)

・成功している人、実績のある人に好かれること。そのために、人に尽くすこと。成功している人たちに応援してもらったり、彼らの仲間に入れてもらうことで、勝負のステージを引き上げることができる
・成功者は基本的に話したがりで教えたがり。先達の教えを請うという素直な気持ちがあればきっと話を聞かせてもらえる

・失敗を含め、自分をさらけ出しているか?自分を良く見せたいという気持ちを捨てることで、相手の心を開く

・成功者からのアドバイスは意味や理由がわからなくとも試す

・計算高い姿勢は禁物

過ちを厳しく叱ってくれる人の存在はありがたい。特に調子が上向きである時に「調子に乗りすぎるな」と苦言を呈してくれる人は大切にしなくてはならない

・「言葉は厳しいが、行動が優しい人」になれ。厳しい言葉をかけられるだけの信頼関係を

・人生の目標や戦略をひとりで考えるための内省の時間を作る(孤独になる時間、何もしない1日)。ピーター・ドラッガーは2週間

・人は他人のためにしかその限界をこえて頑張れない(他人に対する責任を負う)

・成功の前には、可能性を切り開くための困難があると知る

・いいアイデアや発想は、息抜きの時間に思い浮かぶことも多い

・相手に胸を貸すことのできる存在になる(心の広さ、全体の発展を考える器の大きさ)

・年収2千万と1億の最大の違いは社会への貢献度



<里中李生>

・馴れ合いの友達はいらない

・マクドナルド:知性、野心、想像力、我慢、全てを失う

・社会の中の規則は慣習的で意味を持たないものばかり
・成功者はモラルに反することをしている。常識に当てはまらないことを必ずしている。いい意味で恐いもの知らずだ 

・天才は集中力が半端でない。独学でやってしまう。自己中心的に行動するが、相手を諦めさせてしまう力を持っている。何かしら心にを持っている

・心に傷を持っている人は、健康な人の何十倍も考えている

・リーダーになるために、個性を磨く

・叩き上げる

・快楽主義を掲げる男は常に前向きで野心があり、貪欲で寛大

・見るからに説得力のある男になる

・敵は甘えている自分自身

・「忙しい」が口癖は二流

・日々、自分を鍛錬する行動

・自力で這い上がった男は格好いい

・趣味は仕事で結果を出してから手をつけるもの

・「安定、幸せではなく、快楽、成功を目指した」

・「前例がないこと」に挑戦する価値

・男なら、筋トレをせよ。そして、それを続けよ。精神修行のようなものだ。何か目的がないとできないくらい、苦痛だ。だからこそ意味がある

・仕事以外の努力で最も大事なことのひとつが、強い体をつくることだ

・男は一人でリングに上がるものだ

・仕事人間にだけ、信頼も、お金も、人も、チャンスも集まってくる

・自己確信ができる人間には才能がある。別の言い方をすれば、強い人間だ

・勝ち負けを強烈に意識した人間は突出する

・人と違うことをやる 認められ、成功する

・決意して突き進むこと。とても快感な人生だ

・多くの成功者は、何度も失敗を繰り返している

・自分のしていることが、自分の目的になっていないことほど苦しいことはない

・夢を見ること、夢を見せること

・年を取ってもどんどん夢を作っていくべき

・負けるだろうなと思った瞬間が負け(マイケル・ジョーダン)

・元気があれば何でもできる(アントニオ猪木)

・「もう無理だ。もう限界だ」と思った時はやはり失敗する。「まだできる。こんなもんじゃない」と思った時の方が成功する

・恥も外聞も捨てて、勝つことにこだわらなければならない瞬間が必ずやってくる

・大切なのは、平常心、または無心。ポジティブすぎる/ネガティブすぎると、どちらも悪い思考を生み、失敗に終わる

・いい面構えの男になれ

・困難に直面した時こそ、今やるべきことを全力でやる(松井秀喜)

・自分ができることだけに集中する

・男という生き物は、本能的に、何かを狩ろう、獲ようと考える

・男は欲望のために仕事をするべき

・忘れる友も憎む友も不要なように、友達は厳選していかないといけない

・「本当に黙することのできる者だけが、本当に行動することができる」(キルケゴール)

・「謎」のある男は人を惹きつける

・人からよく言われたいと願うなら、自分の優れた点をあまり並べ立てないことである(パスカル、パンセ)

・誹謗・中傷は必ず、(社会的地位が)低いものが高いものにする行為。悪口を言われたら、「自分はこいつよりも上なんだ」と思えばいい

・短い人生の中で、最も楽しいことは、自分の心の波長と合う人との出会いです(稲盛和夫) そんな自分たちの変人ぶりを楽しむのが、人生のコツ

・成功者の苦悩を知っているか

・人事を尽くすから運がつかめる

・自分で苦労を重ねて、努力して伸びろ

・イチローはストレスさえも「面白い」と表現できる強さを持つ

・人間の能力はそれが属している社会の質に影響される(司馬遼太郎)

・天才たちは、自分がどの分野の天才か、幼い頃から分かっている。そして努力をする。その努力がどれくらいすごいことか

・どうせ生きているからには、苦しいのは当たり前だと思え

・つらいこと、苦しいこと、大歓迎

・成功者には必ず「裏の顔」がある。輝いている人間は、例外なく、どこかで大衆を裏切っている

・男は「欲望」を叶えるたびに強くなる。何かの欲望を満たした人間、夢を実現した人間は、心に余裕があって、強い

・健康な人は自分の健康には気づかない。病人だけが健康を知っている(トマス・カーライル)

・哀しみを知らない人間は、哀しみを知っている人間を傷つける

・三流は金を残す、二流は仕事を残す、一流は人を残す、超一流は夢を残す

・覚悟の深さは、裏切れない人の数に比例する 

とっておきのお気に入りテキストが一冊増えました。

感染症まるごと この一冊
矢野 晴美
南山堂
2011-03-20





感染症の類書はたくさん出版されていて、見た目では判別がつきにくいですが、本書は格別な一冊。
・米国内科・感染症専門医の先生が
・国際的にスタンダードな感染症診療のノウハウ・エッセンスを
・米国医学教育の特色を生かして
・体系的・包括的に
・エビデンスに基づいて
かつ
・読者をファシリテートするポジティブスタイルで
・温かみのこもった文面で
・大きめ(B5)で、使いやすいレイアウトで
分かりやすくまとめて下っているテキストです。

USMLE Step1 の微生物分野を復習する時も、本書を開いてついつい寄り道学習。

読んでいて分からないことが出てくると、その場ですぐに調べようという気になって、普段よりも積極的にgoogle検索してしまいます。

「微生物学の学習」という点では網羅的ではありませんが、間違いなく将来につながるテキストなので、
学習事項を書き足しながら愛用していきたいです。


来週末には、矢野先生の特別セミナー(英語でのケーススタディセミナー@水戸)に参加させていただきます。しっかり準備して楽しい時間を過ごしたいです。

都内病院のケーススタディセミナーに参加させていただきました。
1年半前に1度だけ野口のメーリスで招待されて知ったセミナー。2回目以降は第一三共さんが案内を送ってくださったので、参加を続けられました。

内容はこれまで同様、米国の指導医が座長をされてのケーススタディと、アレルギー・膠原病科の先生おふた方の講演。


① 発熱、心窩部痛で受診したリウマチ性多発筋痛症の高齢女性
演者・座長と研修医のインタラクティブなやりとりがあり、論理的に進められます。毎回学ぶことが絶えません。
座長は頻繁に英語で質問を投げかけてきます。何人かの研修医の先生方は、鑑別診断や自分の意見を理由も含めて英語ですらすら答えられます。「IE(感染性心内膜炎)を考えて血培をとります」のようなキレキレの発言内容しかり、Active Learner としての姿勢しかり、2、3年後の自分の目標像そのものです。
今回の症例は大動脈に石灰化をみとめ、血液培養からは らせん菌の Helicobacter cinedi が同定されました。めずらしい細菌の感染によって引き起こされる大動脈瘤でした。
粥腫が形成される分子機序のほか、多発筋痛症患者への側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎 GCA:僕が今回予想した疾患)の合併に関しても3つの文献から興味深い情報が引用されていて、最後まで楽しめる症例発表でした。
最後は、NEJM から引用したという "The spiral mystery of Asynergy" というサブタイトルに韻を踏ませての締めくくり:"The spiral mystery of  a cinedi" 。座布団が必要でした(笑)


② 発熱を伴う皮疹の症例
てっきり膠原病のレクチャーだと思っていて、ピットフォールにはまりました。アナフィラキシーの初期診療がテーマでした。CareNetの教材に基づいて、症例ベースで進められました。研修医の先生がアドレナリン自己注射用器材(エピペン)をぬいぐるみに対して使用する実演デモもありました。『レジデントのためのアレルギー疾患診療マニュアル 第2版』(医学書院)を読んでこればよかったです…!(2年前に大学の調べ学習で出会って一目惚れし、昨年セミナー前に新幹線の中で読んで二目惚れしたテキストの改訂版)



毎回こちらの著者のレクチャーを拝聴してきました。膠原病はさることながら、アレルギーももっと沢山勉強したい気にさせる、マジシャンのような先生です。そのマジックを裏打ちするのは、先生が学生時代から継続されてきたひたむきな積み重ねだと思います。それも、並大抵でない積み重ね。「ハリソンを学生時代に英語で全て読む」「NEJMも4年生の時からコツコツ読み続ける」「専門書も学生のうちに読んだ」「常に患者さんや後輩の先生方の目線で考える」…。
先生は週刊医学会新聞の記事の中で「得意なことの中で、好きなこと、そして誰かの役に立つこと。そのように進路を考えれば迷うことはない」と主張されています。
自分も然るべき道に向かって、然るべきものをひたむきに積み重ね、自分らしいマジックを発揮していきたいです。


③ プライマリケアでできる骨関節X線読影(後篇)
初参加時と同じ内容のレクチャーでした。相当量のノートを取っていた当時の気合の入りように驚きながら、新たに学んだことを赤で書き足していきました。
今回の収穫はなんといっても、脊椎のX線所見を見るのが楽しくなったこと。Alignment、Bone、Cartilage の順に見るべきところを見ていくと、椎間板炎、強直性脊椎炎、前縦靱帯硬化症、椎間変性症、脊柱すべり症、椎体圧迫骨折の判断の仕方が理解できるようになっていきました。
スライド内容の多くは(トップ)ジャーナルから引用され、質の高いエビデンスが集結していました。EBMの作法もどんどん見習っていきたいです。
先生は、僕が臨床留学を目指すきっかけを得た本の著者で、米国式のプレゼンテーションや、臨床現場でのコミュニケーションに関する参考書も書いてくださっています。今ちょうどそれらを読み進めているところです。とても充実しています。一歩一歩、目標に近づいていきたいです。








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プラリア、ネキシウム(いずれも第一三共さんの製品)の話題が、毎回のようにレクチャーの余談に登場し、和やかな雰囲気に包まれます。夜遅くまで献身的にセミナーをサポートしてくださるMRさんに対する感謝の気持ちが込められていて、いつも嬉しくなります。
プラリア:抗RANKL抗体製剤、デノスマブ。ステロイド治療で問題となる骨粗鬆症の治療薬
ネキシウム:PPI。NSAIDs治療で問題となる消化性潰瘍の治療薬



<反省>
今回は発言する機会(というより勇気)が全くなく、不完全燃焼でした。
1年半前から成長のない自分に失望しました。
次回(5月は参加できない可能性が高いですが…)は確実に当てられる位置に着席して、根拠も含めて意見を述べたいです。質疑タイムに必ず質問もしたいです。

<課題>
Active Learner に変身すること!

国際派プロフェッショナルを目指す上でのバイブル。
2年前に出会って以来、大きな影響を受けてきました。

自分の軌跡を確認し、修正点を見出して、未来の方向性を再考する前に読み返しています。


<メモ>
・プロフェッショナルとは、アマチュアとは桁違いの知識と技術を持ち、それを武器にして、組織ではなく個人で勝負ができる人である。 歴史観と国際観をもち、戦略的に思考しうる独立した個人である。

・プロフェッショナルの要件は「パッション」と「プライド」。自分の仕事に対してかぎりない情熱、パッションをもっている。強い信念と自分の考えるビジョンに対するプライドを有している。

・プロフェッショナルは仕事の完成度が高い。完成度が高くない仕事は自分の名前をつけて外へ出さない。他人の仕事にも厳しい。

・プロフェッショナルは安住しない。常によいものを追求し、決して現状に満足しない。

・プロフェッショナルは常に世界を視野に入れ、世界における日本の役割、世界への貢献を意識している。世界のネットワークにつながろうとしている、あるいはそこで勝負している。

・プロフェッショナルは社会や若い世代のために各種の活動を行っている。

・プロフェッショナルは自分の主張・見解を明確に持っている。世界のどこへ行っても自然体で、態度も意見も変わらず、誰とでも堂々と議論でき、気後れした様子はまったくない。

・プロフェッショナルは常に最先端を意識し、自分にしかできない判断や力を必要とする活動を見極め、その能力を不断に向上させていく。

・ プロフェッショナルは競争が常にあるから、今年の成績が良くても安心できず、いつでも最大限の努力をするよう駆り立てられる。過去の業績や栄光は通用しない。

・超一流のプロフェッショナルほど、誰にでも対等に応対し、親切である。偉そうな所が少しもなく、態度に余裕がある。

・ 人材的・時間的鎖国マインドから解き放たれ、国際派プロフェッショナルになるには、若いうちから世界にとび出し、一流の人と触れ合い、多くの人と交ざって仕事をすることが一番だ。若いときから国際社会に積極的に出て、多様な価値観や目標を自分で体験し、認識することだ。

・プロフェッショナルになるためには、早くからチャレンジし、そして失敗を経験しておくべきだ。行けるかどうかは別として、エレベストはあそこだと見据えて、そこを目指すという気持ちが大切なのだ。途中で挫折してもかまわない。

日本大学での医学英語セミナーの翌日は、品川にて激論会食に参加させていただきました。

参加者は、僕の課外活動のキーパーソンとも言える慶應大学精神科助教の女医さん、そのお友達(医師かつ弁護士の教授)、厚労省の役人さん(?)、研修医、弁護士、メディックメディア関係者などなど。

中華の円形テーブルを十数人で囲って、文字通り激論が繰り広げられました。
テーマは医事法制の日米比較に関する内容が多く、知識の足りない自分にはついていくのがかなり厳しかったですが、一つだけ光るものがありました。

隣にいらっしゃった方。Nプログラムで臨床留学され、現在米国で循環器内科のフェローをされている先生でした。激論会食のさなかでもプロフェッショナリズムがみなぎっていました。発言が常に質問に対して的確で、冷静で、論理的。批判や揶揄が飛び交う状況下ではもくもくと料理を食べて状況を見守っておられました。

ほんの5分程度でしたが、臨床留学に関するお話を直接伺うことができたので、耳をダンボ十万頭分くらいに(気持ち)広げました。

<お話のメモ>
・学生時代に3ヶ月Johns Hopkinsへ。現地の学生のプレゼンの上手さや、徹底したトレーニングが行われる現場に驚いた
・日本で4年目にチーフレジデント
・留学後半年くらいシステムの違いに困った
・手技ができると現地で一目置かれる 
・Nプログラムで重視されるものトップ5:①英語、②英語、③英語、④USMLEの点数、⑤人柄 (→STEP1の受験は早まるべからず!)
・レジデンシーにマッチするために重要なこと:① 知識をしっかり日本語で身につけた上での USMLE 高得点、②推薦状3通
・フェロー選考:
 足切り…Residencyを受けた場所、そこでの評価、試験の点数
 決め手…論文の数(先生はFirstとSecondで11本。レジデントの時に。最初は左も右もわからないから、良い指導者に付くことが大事) 
・日本に何を持ち帰るか?
 ① アメリカの方が進んでいる分野の知見(心不全◎、カテーテル△)
 ② 臨床研究、臨床試験をデザインして最初から自分で動かせるスキル
・質の高いトレーニング(フェローシップ)を受けることが臨床留学の大きな目的の一つだった


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4年前期の僕は TOEFLとSTEP1のことしか頭になく、将来の目標を見失いかけました。米国での取り組み後は、将来の目標が鮮明になりましたが、今度は現時点での最優先課題が判断できなくなっていました。

そんな中、先生からいただいた的確なアドバイスは、今の自分に最適な軌道を与えてくれました。またこれから一気に突き進んで、実力を高めていきたいと思います!!


(追記)
☆臨床留学について知るための新しい2冊
いずれも、臨床留学を果たされた何十人もの先生の英知が結集しています!今回お話を聞かせていただいた循環器内科フェローは、後者の編集をされている先生でした。



米国医学留学のすべて
島田 悠一
日本医事新報社
2013-11-28







☆臨床留学や研究留学を実現された女性の先生方の体験記がまとめられた本もあります。後輩にお薦めしたらすごく喜んでくれました。



ウィリアム・オスラーに関する講演会に出席しました。
普段から参加させていただいている Case Study Seminar の時と同じ病院の同じホールで開催されました。

主催は、日野原重明先生(102)が会長を務めてこられた日本オスラー協会。
会員登録(年会費1000円)することで、定期刊行物を郵送していただいたり、年一回の講演会に参加させていただけたりします。
学生会員は5人いるそうですが、今回の講演に参加したのは僕だけでした。

参加者の平均年齢は推しはかるに60歳を超えていそうで、日野原先生や病院長をはじめ、メンバーも錚々たる大先生・大先輩ばかり。自分のような若輩がこの場に居てもいいのだろうか?と戸惑うばかりでした。

参加費を奮発して申し込んでいた懇親会も「やっぱり行かないでおこうかな…」と足がすくみましたが、日野原先生がお見えになったので勇気を振り絞って飛び込むことにしました。「箱ひげ図で参加者の年齢分布をとると、ひげに入るのは恐らく2人、日野原先生と自分だな」と、勝手に日野原先生に親近感を抱いて、不安を鎮めていました。

懇親会の席では、日野原先生と直接お話させていただくチャンスが訪れました。
機会があれば感謝の意を伝えようと、念のため持参していた著書(最も感銘を受け、日本オスラー協会登録のきっかけとなった著書)をお見せすることができました。

すると先生はいきなりサインを下さり、ツーショット写真まで撮らせて下さいました。


ウィリアム・オスラーから誰よりも多くを学び、その教えを日米に普及し、「医のアート」を実践してこられた日野原先生は、全人的医師としては雲の上のような存在で、自分にとって最高目標の先生。

その先生とご対面し握手を交わした瞬間から、「日野原先生に一歩でも近づこう」という覚悟が生じ、憧れが強い使命感に変わりました。


元々、日本オスラー協会に登録しようと決意したのは、「今の自分には医のアートの素養や教養が足りず、全人的な医師を目指す上で大きく不足しているものがある。だから少しでもそれを補っていかないといけない」という思いからでした。

今回のセミナーを通じて、自分が普段から心がけるべき習慣を明確に自覚しました。

世界的名著に日々触れること。

もうこれに尽きます。

ウィリアム・オスラー、日野原先生、そして日本オスラー協会のメッセージに耳を傾け、行動に移していきたいと思います。
 

感銘を受けた書

平静の心―オスラー博士講演集
ウィリアム・オスラー
医学書院
2003-09-01







スコアレコードはまだ不要ですが、
『4年生の9月までに TOEFL iBT 100点』
という目標を達成したく、GW明けからシステマティックな対策に打ち込む覚悟を決めました。 

TOEFLのキツい基礎固めに打ち込めるのも4年生の夏までで最後。
それ以降は忙しくなっていくばかりです。
・秋以降…米国研究実習、CBT、OSCE
・5年…臨床実習、USMLE STEP1、国試対策ビデオ講座(のテキストと先輩のノートの勉強)、病院見学、STEP2CK
・6年…米国臨床実習(?)、就職活動、STEP2CS、国試

STEP2CS 合格(ECFMG Certificate 取得)が医学部卒業までの究極目標の1つなのですが、そのためには、
『4年夏までにTOEFL100点、5年終わりまでに105点』
くらいの英語力修得は絶対条件だと思います。それぐらいの英語力をつけていても、STEP2CSは相当厳しい闘いになるはず。

CNN Student News や TED、洋画、ラジオ、医学系 Podcast・動画など、いろいろ取り組みたいものがありますが、しばらくは封印し、徹底的にTOEFLの下積み対策に打ち込むことにします!


<現在の英語学習計画>

① TOEFL特有のアカデミックな文章に徹底的に慣れる
分野別に8章に分かれている *TOEFL MAP READING Advanced (音声付き)を毎週1章ずつこなし、そのあと、同じく8章に分かれている**TOEFL MAP LISTENING Advancedを同様にこなす。各章、10題ほどの分量。16週かけて、8月までに完了する。
問題も解きながら、文章やスクリプトを徹底的に読み込み、聞き込む。問題はひねり過ぎのものが多いので、間違い直しは軽く済ませ、とにかく『慣れること』を目標にする。

* TOEFL MAPは語学競争の激しい韓国で出版されている秀逸教材で、ハングルがなく全て英語で書かれています。Mac PCの場合 CD-Rom の認識に一手間かかりますが、読み込めなくはないです。

** 僕はリスニングで出遅れていたので、今年1月・2月に、平日の昼休みを利用してワンランク下の TOEFL MAP LISTENING Intermediate を一周こなしました。標準レベルのリスニング問題を分野別に大量に解き込むことで、背景知識・演習面ともにかなり慣れることができました。


② ボキャブラリーの徹底暗記
ルーズリーフにストックして片っ端から覚える。つべこべ言わず素で覚える。すぐに忘れても、めげずに何度でも覚えなおす。
単語集(トフルゼミナール出版)から抽出した未習得単語
・TOEFL MAPで遭遇した未知単語




現在、ストックした単語集、設問別解法ポイント、エッセイ有用表現、パラフレーズ表現、テンプレートなどのまとめは、全てA5のルーズリーフファイルで一括してバインドし、常時携帯しています。英単語の暗記カードはペラペラめくる時間がもったいないので卒業しました。
「夕食前後の時間でルーズリーフ1枚分(56単語)を暗記するまで次の行動に移らない」ルールを遵守しています。


③ 徹底的な聞き込みとシャドウイング
TOEFL MAP の文章やスクリプトをとにかく聞き込む。聞き込みまくる。「通学時の往復20分、深夜の自習先までの往復40分は必ず聞き込む」ルールを設定。定期試験前日も例外なく。深夜は人が殆どいないのでシャドウイングし放題です。

Stanford MBAに留学された方々のブログなどを拝見していても、「理解したスクリプトの徹底的な聞き込みとシャドウイング」は、やはりTOEFL超高得点取得のための必須学習に挙げられています。
韓流本でのTOEFL対策法を紹介して下さっているAndyさんも「毎日1時間聞き込むこと」を強く奨めておられます。


④ その他
Writing のテンプレートや Main body の論理構造のまとめは既に準備し、直前に復習すればいい状態にしました。
他にやることは、
・Writingの有用表現やSpeakingのフレーズをどんどん集めて暗唱する
・SpeakingのQ1,Q2のマイ解答例を20個ずつ用意して口頭練習して、本番で使い回せる状態にもっていく
・Rare JobでSpeakingの場数を踏む
など。


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「今やらないと後がない」という危機感を高め、システマティックな計画を練って、日々の学習を習慣化するところまで来ました。

結果が出せるか分かりませんが、あと4ヶ月間、目標に向けてやるべきことを積み重ねていきたいです。

久米島にて、3日間の地域医療実習に参加しました。
この実習は地域医療振興協会の主催で、CIS-innovationという団体から助成金をいただいて参加させてもらいました。

参加者は琉大生2名を含めて5名でした。
琉球大の地域医療研究会の方々が具体的な企画や準備に携わって下さり、「学生のための学生による実習」というユニークなものでした。

実習に先立ち、いろいろな著書を読んで準備していきました。

地域医療は、今
メディカルサイエンス社
2011-10-28



久米島生活
渡辺 直子
繊研新聞社
2013-09-09






<0日目>

琉球大学の視察

琉大生のメンバーに案内してもらいました。

建物玄関にシーサーが居たり、ハブ注意の標識が立っていたりと、沖縄らしいキャンパスでした。


地域医療研究会メンバーとの交流会

琉大をはじめ、いくつかの大学には地域医療研究会というサークルがあるんですね

学生主体の活動は自分の大学ではほとんど聞かないことなので、ちょっと驚きでした。

また「もともと地域医療に興味を持って琉球大を受験した」という沖縄県外(ないち)出身の医学生が多いことにも驚きました。

交流会では、沖縄らしい揚げ物や鶏の丸焼き、ルートビア(飲むサロンパス?)などを楽しみながら、沢山情報交換が出来ました。

ダイビングライセンスや、沖縄での暮らしのことを伺ったり、新潟大の脳研究所や首都圏での課外活動のお話をしたりと、楽しい時間を過ごせました。
 

合宿所で宿泊

キャンパス内の合宿所で前泊しました。正面にはテニスコートが十面以上。広いキャンパスです。

普段より割高ながら、宿泊料は800円でした!



<1日目>

久米島へ

島唯一の病院である久米島病院の会議室を活動の拠点として使用させていただきました

ブレインストーミング 
「地域医療に必要な視点」というテーマで、付箋紙を使ってアイデアを出し合い、説明&ディスカッション。
地域医療に関する知識、今までの経験、考え方を共有することができました。
その後、4項目にカテゴライズして、各項目を実習のどのタイミングで学ぶかを考えました。
僕以外は皆、これまでも地域医療にどっぷり関わってきた方ばかりなので、知識、アイデア、話す内容ともに豊富でした。
ディスカッションになかなかついていけず、このときはかなり焦りました。
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保健・福祉事業のレクチャー
役場にて、「地域住民を見るプロフェッショナル」である保健師さんから、久米島での保健・福祉活動についてお話を伺いました。妊婦さんが36週までに本土に移住し、安全にお産をするための支援や、介護予防プログラムなどの取り組みが興味深かったです。
 
昼食
久米島そばの名店に行きました。

ブレインストーミングの続き
4時頃までディスカッションが白熱しました。

置き去り実習

2,3人のグループに別れ、島民に話しかけて生活、死生観、仕事、家庭、思想などを聞きまわりました。病院や老人ホームなど「不健康」な人ばかり集まる場所ではなく「健康」な人にも触れる事によってありのままの久米島を学べました。病院嫌いでほとんど病院に行かない人がいたり、治療費を払えない人、草食動物のヤギが野菜の代わりになると思い込んでいる人がいたり。また、偶然にも、島に2つしかない診療所の片方に勤める医師ともお話できたのですが、その先生は大きな病院に対して嫌悪感を越えた憎しみに近いくらいの怒りを感じており、連携を全くしていないことが明らかになりました。

地域でのコミュニケーションでは、日常会話を続けていく中で打ち解け合って、信頼関係を得ながらお聞きしたい情報を求めていかないといけず、その難しさを知りました。医師という肩書きを持たずにお声をかける勇気も必要ですし、会話が途切れても沈黙が続かないよう上手にやり取りを続けたり、必要な情報を引き出したりできる機転の良さ、方言が聞き取れない場合の対応力など、いくつもの実践スキルを持たないといけないことを痛感しました

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▲小屋で網のメンテナンスをしていた漁師さんにお話を伺った時の様子。方言やサトウキビトラクターの騒音がネックで、聞き取りが難しかったです。

ゆいまーるプロジェクト
地域医療振興協会の理事として、
沖縄の僻地の病院経営や医師派遣を手がけている先生の講義を聞きました。 

・時間、人材、お金で種を撒く
・離島医療に取り組んで戻ってきた医師を讃えられる拠点病院づくり
・国民からかけがえのない存在として必要とされること、信頼関係、公共性
・中部病院の年間200時間のコアレクチャーを離島診療所に配信
連携が上手くいかない、相手が理解してくれないと言って怒りを示してしまうと、相手との溝は簡単に深まり、なかなか修復できなくなる


夕食

ディスカッションや質疑が充実し、夕食は結局9時頃までずれ込みました。
久米島は楽天ゴールデンイーグルスのキャンプ地のため、居酒屋に楽天グッズが沢山おいてありました。

地酒(泡盛)と天ぷらがおいしかったです。

ホテルでの話し合い

気付いたら自然に始まっていて、深夜1時過ぎまで続きました。
メンバーが集まってひたむきに地域医療について語り合った時間は最高の思い出です。

<計画>
① First Aid, Cases, Q&A の勉強(基礎医学科目)
② TOEFL 対策(TOEFL MAP, Rare Job など)
③ 基礎研究実習に向けた準備(Review 論文など)
④ 課外活動/その他

落ち着いた環境で、時間があるうちにどんどん計画を前進させておきたいところです。
今週から大阪中之島図書館に入り浸っています。


<課外活動>
1) ケーススタディセミナー(3月13日):東京
2) 地域医療実習(3月23-26日):沖縄久米島

2) は地域医療振興会のホームページで募集を見つけました。補助金を支給していただけます。


<その他、取り組み中(予定)>


最後の定期試験が終わった日の夜からスタート。試験続きでクタクタな状態でしたが、それでも数時間夢中になって読みふけってしまいました。それぐらい勉強になる本。目標にさせていただいている先輩も3年の終わりにこの本を読まれました。まだ最後まで読んでいませんが、内容がかなりクリアカットで驚いています。鑑別ポイントのまとめも、本当に“カード”化してしまいたくなるくらいに充実しています。この本は確かに必読書です。




がんプロ対応テキスト。がん医療に関わる全ての医療従事者を対象に書かれたユニバーサルテキスト。全36章の目次内容を見て購入を即決しました(Amazon 中古)。類書よりも "Art" の部分に触れる項目が多く、内容面のバランスの良さに魅力を感じました。2008年の本なので情報が若干古いかもしれませんが、全体を俯瞰するのに最適なテキストだと思います。3年前期に教わった腫瘍内科学の復習にも役立っています。


MDアンダーソン サイコソーシャル・オンコロジー
メディカルサイエンスインターナショナル
2013-02-28


上述の本を読み終わったら本書に挑む予定です。今の自分にとっては、がんの診断や治療に関する各論的な内容を学ぶことよりも、医療者として患者さんに接していく姿勢や、国内外のがん医療の現状やシステムを広く学ぶことの方が大切だと考えています。

(内容)
『世界的に名高いM.D. Anderson Cancer Centerにおける膨大なエビデンスと臨床経験をもとにまとめられた、緩和ケアに関する手引。がん患者やその家族が抱える苦痛、身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな問題を包括的に取り上げ、どのように考えていくべきか、対処すべきかを具体的に解説。緩和ケアチームの一員として患者を支えるうえでのベースとなる知識を学べる。』



微生物学の勉強が進んだらチャレンジ予定。

ハリソン内科学原書(3583ページ)をついに読破しました!
前日まで全く気付かなかったのですが、誕生日が達成日になりました

<ペース>
2012年 8〜9月:5ページ/日
2013年 4〜9月:7ページ/日、10月〜:14ページ/日、11月〜:20ページ以上/日

※ 5年夏前までにSTEP1を受験したい⇒4年からSTEP1対策に専念したい⇒3年までにハリソンを読破したい、という逆算の下に計画を立てました。


<原書通読を決意したきっかけ>
① USMLE やその先の臨床留学も視野に入れ、医学英語の圧倒的な基礎体力を身につけたいと思った
② 最も優れた世界標準の医学テキストに接し、そこから学んでいきたかった
③ 学生時代にハリソンを読破され、すごいドクターになられた先生方の跡を追って、目標に一歩でも近づきたかった


<原書通読の学習の位置付け>
英語テキストでの学習は、時間も苦労も多く要しますし、質と量を両立させることがとても大変だと思います。僕は2年生の頃まで、幾度となく英語テキストや問題集をかじっては挫折していました。
その経験から推測されたことは「科目ごとにテキストを買って通読するやり方では、学習の質・量ともに中途半端になるのでは?」ということでした。
・定期試験までに全てを読みきるのが困難
・大学の授業内容とぴったり合わない箇所が多い
・USMLE の基礎固めにも Low-yield

そこで、初心者の自分にとって最も時間対効果が高く、目標も明確に立てられるような学習方法を追求しました。思いついたのは「質を重視する学習と量を重視する学習を完全に切り離す」という方針。
① 大学の学習:授業内容をしっかり押さえ、英語での学習は行わない
② 質を重視する学習:High-yield な STEP1 対策テキストにじっくり取り組む
③ 量を重視する学習:ハリソン内科学を原書で読破する

この方針のお陰で自ら納得のいく取り組みができるようになりました。
(今後はこうした役割分担なしに、ストレートに勉強しようと思います!)


<得られた成果>
① 医学英語用語を習得できた
Vol.1 では、iPadで電子辞書を引いて知らない単語の意味を書き込みました。最初は「知らない単語が多すぎて時間がかかって進まない」「単語の意味が分かっても文章の内容が理解できない」という日々が続きました。
とくに症候学の分野はつらくて、1ページで39語も調べたことがありました 米国で教授をされている家庭医の先生からいただいた、「最初の2年はつらいけど、将来必ず役に立つから」という言葉を支えに堪えていました。これらの経験が功を奏し、また大学の勉強で知識が増えてきたこともあって、知らない語彙は少し減っていきました。
頻出の重要語彙が身についてくると、未知単語を全て辞書で引かなくても内容理解が少しスムーズにできるようになってきました。辞書を引く時間とストレスが少なくなったことで、一日のノルマページも増やせるようになりました。Vol.2 ではスピードアップのため、必要に迫られたときだけ単語の意味を調べるようにしました。
読破した今 Vol.1 を読み返してみると、当時症候学の章などで調べまくった語彙の多くは未だにしっかり身についていない、ということを痛感します。それだけ症候学の章に Medical terminology が凝縮されているということかもしれませんが、まだまだこれからも頑張らないといけないと強く自覚しました。

② 医学英文の処理能力が向上した

スピード面、内容理解面ともに力がつきました。一語ずつなぞるように読まなくとも意味がとれるようになりましたし、英語で勉強するときも言葉の壁を気にすることが少なくなりました。英語優位で作った暗記カードの復習にストレスを感じることもなくなりました。
人一倍時間をかけて磨いてきた医学英文の処理力を今後、論文の勉強や、USMLE の問題演習を行うときにしっかり役立てていきたいと思います。

③ 頭の中の医学知識体系が活性化され、強化された
どの分野を読んでいても常に、疫学、一次予防と啓発、症候、診断、分子機構、感染免疫、他疾患、治療薬、副作用、臨床研究結果など、ありとあらゆる領域に関連する記述が出てきます。新しい内容を全て吸収しようとしなくても、常に頭の中の医学知識体系が活性化され、強化されたように思います。

④ 医学に対する姿勢や意識の持ち方を体得する最高の契機になった
全体を通してハリソン内科学が特にすごいと思ったのは、以下の3点でした。
 病態生理に基づいた説明が徹底されている点
プライマリケアの視点が貫かれ、病態や症状ごとに考慮すべき疾患やアプローチの仕方が網羅的に記述されている点
時には臨床研究の結果にも触れ、数値で語り、明らかにされていない場合はその旨を明示するなど、エビデンスに基づいた記述が徹底されている点
これらの美点を来る日も来る日もひたすら浴び続けることで、医学・医療に取り組む上で大切な姿勢や意識の持ち方を体得できる最高の契機になったのではないかと感じます。

『ハリソンを英語で読む意義』は生涯追究していきたい課題です。


<マイポリシー>
・既習知識の多い分野、あるいは STEP1 にあまり関わらない分野から優先的に読んだ
・はじめは慣れと語彙習得に集中した(特に症候学や感染症の章)
・時間的限界があるのでじっくり読もうと思わず、細かい内容は飛ばし読みをして、大事な箇所を渡り歩くように省エネモードで読んだ
・常に自分の持つ知識と照らし合わせるように読んだ
・新しい知識をたくさん身につけることよりも、自分の持つ知識を生きたものに変え、有機的な知識体系に拡げていくプロセスを大切にした


<読破を終えて>
身につけられた知識はほんの僅かでした。
そのためか、達成感もあまり得られませんでした。
正々堂々と「読んだ。学んだ。身についた。」と言いはるには程遠い勉強であったと思います。

もう一周読むことは当分(?)しませんが、今後も座右の書として愛用して引き続きしっかり勉強していきたいです。
・Part 1(臨床医学総論)と Part 2(症候学)を再度熟読して勉強する
・臨床実習や臨床推論の際にも本書を徹底的に使いこなす

モチベーション維持のため、読破には紙媒体のものを用いてきましたが、これからは検索機能に優れる電子版も駆使していくことになりそうです。

ハリソン原書通読で追い求めてきたものは、結果ではなく準備。
無事、今後の成長のための準備が整えられました。

これからが本当の勝負。
STEP1 の勉強も、課外活動も、気持ち新たに頑張っていきたいと思います。




(追記)2015年に最新改訂版が出るようです!
Harrison's Principles of Internal Medicine 19/E (Vol.1 & Vol.2)
Anthony Fauci, Stephen Hauser, Dan Longo, J. Jameson, Joseph Loscalzo Dennis Kasper
McGraw-Hill Professional
2015-04-17

 

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