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小児科(小児腫瘍科)の分野で国際的な貢献ができる医師を目指しています。それらの研修のため、米国臨床留学の準備も進めています。

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都内病院のケーススタディセミナーに参加させていただきました。

前回同様、米国の先生が座長をされての症例検討と、米国で臨床経験をおもちのアレルギー・膠原病分野の先生おふた方の講演。合わせて二時間ほどのセミナーが、教会のようなホールで夜に行われました。

「関節痛(急性or慢性/単or複)」「皮疹」「40度以上の発熱」「発熱が関節痛に先行」など、今までの鑑別リストを復習して臨みました。

今回も最後まで診断が見えず悔しかったですが、頻度的にまれな疾患(今回は血管炎)を疑うまでの思考プロセスを学べたことは大収穫でした。
 

レクチャーでは先生が「4年生のときからNEJMを購読していた」とおっしゃっていたのが印象的でした。
「そこの3年生の学生。ハリソンを読んだり、病院のセミナーに参加したりするくらいにやる気があるんだったら、4年生からはNEJMを読みなさい」
というメッセージだと勝手に解釈させていただきました。


勉強不足でわからないことが多かったので、次回までにしっかり勉強を進めていきたいです

9月に引き続き、都内病院のケーススタディセミナーに参加させていただきました。

前回同様、米国の先生が座長をされての症例検討と、米国で臨床経験をおもちのアレルギー・膠原病分野の先生おふた方の講演。合わせて二時間ほどのセミナーが、教会のようなホールで夜に行われました。

今回は授業期間中の木曜。
4限の途中で教室を抜け、新幹線で東京に直行。
帰りは夜行バスで戻り、朝8時半から再び授業、という強行スケジュールでした。

テーマ
① 皮疹と関節痛で受診した患者さん
② ある糖尿病患者さんの合併症
③ 糖尿病に伴う膠原病類似症候

(以下、未熟な解釈のため情報の誤り等があるかもしれません。ご了承ください)

①:「いかにもSLEのようだが、実は…」という興味深い症例でした。
「発熱」「両側性の関節痛」「低補体」などの現病歴が述べられたあと、まず大まかな鑑別疾患のカテゴリーがディスカッションされ(Autoimmune、Neurological、Infectious など)、その後、論理的に臨床推論が進められていきました。
関節痛については、Mono/Poly、Acute/Chronic の2×2表で鑑別疾患が整理され、その質の高さに感動しました。プライマリケアにおける本質的な臨床的推論の方法を示して下さる座長の先生に、今回も強い魅力を感じました。
その後、 SLEの診断基準を満たすことも確認し終わり、確定間近になったとき、上級レジデントが指名されて意見を求められました。その先生は「Parvo を除外したい」と、核心的な回答をされました。
最終診断は Parvovirus B19 感染でした!
自分に知識があったら、もっともっと楽しめただろうなぁ、という症例でした。

②③:ついていくのが大変でしたが、楽しく聞くことができました。お話の筋道やキーワードをこまめにメモしたので、一つひとつじっくり調べてみることにします。

印象に残った内容
・患者さんが話したいことを話すのではなく、こちらが聞くべきことを聞く
・腹部身体所見⇒肝臓が腫れているのか脾臓が腫れているのかの区別は重要
・骨折椎体数と死亡率は相関⇒”Make the first fracture be the last !”
・肝症状へのアプローチは ①Hepatocellular、②Cholestatic、③Infiltrate のどれかを考えることから
・NEJM Case Records ⇒症例を読んで解説を読んでというやり方ではなく、その場で一つずつ調べていくのがいい
・蜂窩織炎はまずマーキング
・発熱・頭痛の鑑別⇒感染症、悪性腫瘍、膠原病、薬剤、脳血管など大まかな分類で整理して考える
・痛風では肉よりも糖分の摂取を抑えるべき。∵核酸代謝産物⇒体内合成:摂取=5:1
・ティラノサウルスは痛風だったらしい(1997 Nature)
・犬、猫、彼女に噛まれた場合、彼女に噛まれたケースが一番ヤバい
・100%野菜ジュースは糖分が多い⇒子供にあまり飲ませてはいけない
・血糖を良くするためには常に動く!循環をよくすることが極めて大事(糖尿病専門医のコメント)


感想
・医学英語力上達の手応えを確かに感じた一方で、知識の圧倒的な不足を痛感
⇒「ハリソンをずーっと読んできて、いったい何を勉強してきたんだ!?」と自分自身に怒鳴りたくなる。レイノー現象なんかも、教科書に載っていた写真のおじさんの髪型(←関係ない)とか顔色とかは思い出せるものの、いまだにその病態生理や臨床的意義などは全く覚えていない。医学英語に大量暴露するプロセスをいよいよ卒業して、網羅的・構造的な知識習得にひたすら徹するべき時が来た。

・参加されていた先生やレジデントの方々のご様子、場の雰囲気などを改めて体感
⇒マイペース/いつもリラックス/明るく笑顔が絶えず表情豊か/存在そのものが癒し/安心感がある/お疲れモード/次の仕事への取りかかりが極めて迅速/キレキレの鑑別・診断スキル/英語モードへのナチュラルな切り替え、などなど。


次回は3月中旬に開催されるようです。その時までには大学で膠原病を学んでいますし、FIRST AID の免疫分野の学習も完了している予定なので、万全の準備をして、また自分の成長点と課題を見いだす契機にできればと思います

都内病院にてケーススタディセミナーに参加させていただきました。

内容は、米国の先生が座長をされての症例検討と、米国で臨床経験をおもちのアレルギー・膠原病分野の先生おふた方の講演。合わせて二時間半ほどのセミナーが、教会のようなホールで夜に行われました。

臨床推論、症例プレゼンテーション、先生方の熱意、セミナーの雰囲気などを、自分の目で見て、体感することができました。期待以上に素晴らしいセミナーでした。

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・アルゴリズムを用いたり、列挙した選択肢から論理的に絞ったりして疾患をつきとめていくプロセスが徹底されていた。

・要所で症例発表を中断し、聴衆(研修医)に「このケースで考えられることに何と何がある?」と どんどん質問をふり、建設的なディスカッションを組み立てていく座長(指導医)の熟練したスキルを目の当たりにした。

・状況に応じて英語も交えて自然にディスカッションが進んでいくスタイルが心地よかった。

・医師と患者のやり取りを、キャラクターと吹き出しで漫画風に再現したスライドが、非常にユニークでわかりやすかった。「痛みをとるお薬」「病気を元からよくするお薬」など、患者さんにわかりやすく説明するために重要そうな表現も入っていた。

・研修医を数名、最前列に移動させて、仲良くディスカッションしながら進めていくスタイルも大変ユニークで、双方向性の信頼関係や熱意を感じた。

・最後の質問に対してズバリ正解を述べられた研修医の方を、先生が発表後に惜しみなくねぎらわれていた姿に感動した。

この他、内容そのものに関して学べたことも多々ありました。大事なメーセージが至ってシンプルで、お話もとても面白く上手なので、医学部低学年の自分の頭の中にもすっと伝わってきました。すごいなと思います。
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( 反省1)
「 頻脈の場合にどのようなことが考えられるか?」
最初に当てられたレジデントの方が”Sepsis”と答えたあと、僕の番が回ってきました。最初から”I'm sorry. I'm a third year medical student.”と構えてしまいました。その直後、別のレジデントが回答、"Meningitis"。Sepsis とくれば、meningitisがぱっと出てこなきゃ、3年生としても失格…。猛反省しました。
 
(反省2)
「 Eosinophilia の場合、主に何と何が考えられる?」 (主なものは寄生虫感染、自己免疫疾患など)
「寄生虫!」は即答できるのに、なぜか答えませんでした。
気持ちは積極的なはずなのに、行動が消極的。積極性が足りない自分を責めました。そして、そういう自分はセミナーで前に座るべきでない。

Be Active Learner!

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