USMLE Step1 が終わりました。

こんなに苦しい試験だとは思わなかった...

というのが素直な感想。

正直、落ちた気しかしていません。

「NBME模試のスコアは残酷なほど正確である」という言葉を信じて結果を待つこととします。


落ちたらブログの題名を "No more awesome" に変えた方がいいのかも笑
(そういう方向の意味合いで "A little bit awesome" と付けたわけではありませんが)

とりあえず、気持ちを切り替えて次のステップに進みたいと思います。
 
来週からのクリクラの第1ローテーションは、希望が叶って小児呼吸器に決まりました。

少しずつ疲れも取れてきたので、クリクラの準備を再開していきます!!

 
箇条書きではありますが、Step1の振り返りと反省を。

<振り返り>
・公式サンプル問題(2015-2016)よりは確実に難しい
・ブロックごとに難易度にむらがあることは想定していたが、UWorldでも経験したことがない難度のブロックが2つあった(難しく見えただけなのかもしれませんが...)
・マルチメディア問題は心音2問のみ、連問はなし
・Rx 2CKで見た問題が何題か(初期対応、次に行う検査)
・出題範囲の広さは完全に想定外。First Aid の知識だけでは到底太刀打ちできない。First Aid が最後の砦になっていた時代は終わったのかも
・問題文の長さはUWorldとほぼ同等。UWorldが長めに作られているということはない。2,3行の軽い問題の割合はNBME模試18より少ない
・UWorldのように微妙なところで迷う問題は少ない一方で、症例文のテーマが読めても最後に「え、そこ聞いてくる?」みたいな問題や、どうしようもない問題が多い
・過半数がRx、UWorldで全く見たことない初物の問題、そして見当がついても他の選択肢を除外しきれない問題
・NBME模試と全く同じ問題が1-2題
・UWorldの類題は各ブロックに数題あった(気がする)
・BRS Behavioral Scienceの章末問題にそっくりの問題が1題あった
・患者対応問題はUWorldやBRSなどで準備していても悩ましいものが多かった
・骨盤領域の支配神経は結構聞かれた
・全く同じではないが、308題の中に内容が同一の問題が2組あった

・メモに関しては、B5サイズのラミネートシートとホワイトボードマーカー(消えない)が2セット渡される。シートの右上に10桁くらいの受験コードを予め書き込んでから入室し、試験中は各ブロックの開始前にそのコードを毎回入力することになる
・退室時には、サイン(名前と時間)と指紋認証が行われ、Breakと書かれたカードを首からかけて休憩に入る
・休憩時はスマホやパソコンを開いたり、ノートを復習したりしてもオッケー
・トイレと糖分&水分補給を済ませた後に、ゆっくり休憩している時間はあまり取れなかった
・再入室前には、サイン(名前と時間)、指紋認証、ボディーチェックが行われ、入室後に受験コードを入力してから再開。なので結構時間をとられる
・プロメトリック御茶ノ水のスタッフは、USMLE受験者にとって休憩時間が貴重であることを理解してくださっていて、入退室時の対応は非常にスムーズにしていただいた
・試験が終わった夜に、馴染みの人と一緒に楽しく過ごせる時間が取れることは本当にありがたい


<反省>
・オンライン問題集とFirst Aidだけでは通用しない
・国試レベルの網羅的な知識が必要
・CK対策より国試対策をきっちり進めておくべきだった
・国試対策をちゃんとやっていなかった自分はせめてKaplan Qbankも全部やるべきだった。Kaplanは医療安全系の問題*(2016/5/9から出題される可能性がある昨年からすでに導入された新傾向問題なのでしょうか?)や、「VAPの時にベッドを何度傾けるか?」みたいな、到底Step1で出るとは考えにくい問題、さらには余計な情報を無理やり加えて難しく作られたような問題が多くて、途中で見切りをつけてやめてしまっていたが、本番ではそういう突拍子もない問題も平気で登場する、ということを念頭に置いておくべきだった
・NBME模試は$60 version(間違った問題が表示される)をなるべく多く受けて、少なくとも間違った問題はちゃんと復習しておくべきだった


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*<Kaplanに出てきた医療安全系の問題>
問題例:
・"the process where an institution can accurately and completely reconcile medications across the continuum of care to prevent medication errors"をなんというか?(答:Medication reconciliation)
・"The blunt end error" の例は?(答:システムのアップデートを1年遅らせることで生じるエラー)
・検査結果を鵜呑みにして診断を誤る現象は?(答:Blind obedience)

公式サンプル問題2015-2016にこんな類の問題は全くなかったですし、やっても意味ないんじゃないかなと判断していました。(実際に本番でも出なかったですが)

Kaplan QbankはFirst Aid の参考書レビューで評価がA-と低目で、 "A high-quality question bank that covers most content found on Step 1, but sometimes emphasizes recall of overly specific details rather than integrative problem-solving skills." と評価されていたので、RxやUWの解き直しを優先しました。
http://www.firstaidteam.com/wp-content/uploads/First-Aid-Step-1-2016-Resource-Reviews.pdf

でもやっぱり実力の足りない自分はKaplanで練習を積んでおくべきだったなと今は感じています。


<模試などの成績>
UWorld 1周目(Timed/Random):58%
公式サンプル問題(2015-2016) : 81%(111/137)
UW模試1:65.9%(116/176) 予想スコア:224
UW模試2:66.5%(117/176) 予想スコア:224
NBME模試18 : 76.5%(153/200) 予想スコア:224

当初の目標と比べて自分の出来が悪すぎて、受験の延期もありえましたが、専門科のフェローシップから臨床留学したいという方針が固まってきていたので合格を目指して受験に踏み切りました。


<難化傾向?>
2016/5/9から1ブロックあたりの問題数が40題に減りますが、問題内容も変化していくのか、最新の公式サンプル問題(2016-2017)には新作問題が49題も登場しているようです(解説サイトで*がついた問題)。僕はこれらを解いていなかったので(解くべきでした...)なんとも言えませんが、実際に解いてみることで難化傾向の有無を検証できるかもしれません。
公式サンプル問題サイト:
公式サンプル問題解説サイト:
http://www.benwhite.com/medicine/explanations-for-the-2016-official-step-1-practice-questions/