斬新な組み合わせ
月曜のラボミーティング発表は、乳がん、骨粗鬆症、脂質異常症の治療薬(やそのターゲットシグナル経路)と、先天免疫系活性化との関連について。アイデアの斬新さに驚かされました。活性化経路をいちから調べて明らかにしていく研究プロセスに触れて、はじめて薬理学に興味が持てた気がしました。
 

半袖+サングラス


11月に入ったというのに、今週も日中は半袖でないとやっていけないくらい暑い日が続きました。日差しの強さも相変わらずで、サングラスがないと困るほど。
左の建物は医学部棟。昼休みには白衣の上からリュックを背負った医学生がたむろします。この日は何かイベントがあり、アウトサイドでビュッフェパーティが行われていました。今週はノーベル賞受賞者の講演会(サンガーシンポジウム)があったそうなので、それだったのかもしれません。右側の建物は Biomedical Research Faculty。ここで実習を続けてきました。


指導者の外部講演
水曜は指導者の外部講演を聞きに海辺のホールへ行きました。17:30スタートでしたが、僕も指導者も17時頃まで実験して同時出発。指導者の奥さんが運転するトヨタの新車に一緒に乗せて連れて行ってもらいました。
駐車場から見えたサンセットは本当にきれいでした。



面白いことに、このセミナーは開始時間になってもおかまいなく予算についての話し合いが続き、そのうちにピザが届き、懇親会からスタートしてしまいました。



指導者の講演内容は、Cell Host & Microbe(Cell Press の論文の中で特にインパクトのあるものが厳選された分野別シリーズの一つ)に First Author として発表されている論文に基づくもの。全てがお手本そのもので、何度も何度も読み込んできましたが、発表を聞くとさらに理解が深まり、新しい疑問も湧いてきました。

帰りも指導者が家まで車で送ってくださいました。


神秘的
この水曜の特別講演会は2本立てで、もう一方の演者は、神秘的な、時にマニアックな微生物顕微画像を次から次へと紹介し、Microbiology の魅力を存分に語ってくださいました。おもしろい話題もたくさん。
「1秒に自分の体長の200倍の距離を移動する細菌がいるのだが、それを人間に換算すると毎秒300m泳ぐ換算になる」
「ギリシャの領土に匹敵する細菌コロニーについて発表された論文があったのだが、この領土はシロナガスクジラ200万頭が占める面積である(なお、シロナガスクジラ1頭 = ゾウ20頭)」
想像すると笑ってしまいます。

名前当てゲーム
今週、ラボメンバーの一人が無事にご出産されました。それに先立ち、教授が名前当てゲームを企画。各自予想ネームを教授にメールで送り、そのリストが匿名でご本人に伝えられて、ご本人の一番気に入った(あるいは的中した)名前を予想したメンバーがランチに招待される、という愉快なもの。僕はその方の飼い猫の名前 mochi に -a を付けて、mochia で送りました。結果、1st place ではありませんでしたが、Honorable awesomeness awards という賞をいただきました。


研究留学されている先生(小児集中治療専門医)のご家族と食事 
土曜の正午に大学で待ち合わせ、近くの公園で誕生日パーティに参加していた小さなお子さん二人と奥さんをピックアップ後、レストランのテラスで5人で昼食をとりました。24時間ぶりの食事(前夜は発表スライド作りに没頭、朝は実験結果のデータ処理に没頭)だということを差し引いても、最高に美味しいアボカドサンドイッチでした。
海外で家族と過ごす幸せな休日のシーンを共有させていただいた思い出は、これからもずっと心に刻まれると思います。「辛い日々ばかりで、今日みたいな時間は本当にめったにないよ」と先生はおっしゃっていましたが、それでも自分もいつかその先生のような生活をアメリカ(サンディエゴに限らず)でできればいいな、と本気で思えました。その時までには、将来のキャリア展望ばかりに縛られない、もっと広い視野で物事を考えられる医師に成長していたい、という新たな目標も見えてきました。
いつかアメリカで、臨床の場で、先生からご指導いただける日が来ればいいなと思います。


2度目の Julian
日曜は隣の研究室の日本人の方に再度 Julian に連れて行ってもらいました。途中何度か停まって写真撮影。

馬を連れてきての乗馬ツアー(?)シーン


湖のほとりのキャンプ場

砂漠を一望

帰り道もいい景色。

左手では牛が放し飼いに(写真では見えづらいですが)

印象的な岩山

Julian では Sugar-free アップルパイを食べ、雑貨屋を思う存分まわりました。ラボの方へのお礼のホールアップルパイ2個と、指導者の方々へのお土産も購入できました。

温かいアップルパイ+冷たいアイス

街並み




プレゼンの準備
Julian から大学に戻ると、指摘・修正コメント入りの ppt ファイルが指導者からメールで届いていました。自分なりに100%に近いスライドを準備できたつもりだったのですが、コメント入りスライドファイルを開くと、待っていたのは要修正のオンパレード。あいまいな点を一つも見逃さない、すごくハードルの高い修正コメントを沢山いただいたので(週末にもかかわらず!)、何としても完璧なスライドに仕上げて期待に応えようと、夕方16時ごろから0時半ごろまでぶっ続けで改良に取り組みました。20時頃には、指導者が翌日の実験準備に来られ、その時にも直接、修正のアシストや質問への回答に時間を割いてくださいました(日曜の夜にもかかわらず!)。何と言ってお礼をすればいいか分からない、本当に温かいサポートでした。
 
必死にスライドと原稿の修正に取り組んだこの日曜夜は、自分にとって本当に貴重な成長の機会になった気がします。教授に半ば強引にお願いしてしまった感がありましたが、プレゼンの機会を設けて本当に良かったです。

いよいよ月曜朝に発表です。