都内のがん専門病院で行われた1日見学会に参加しました。

もともとがん医療に興味があり、後期研修先として今回の専門病院を志望する可能性も考えてきました。そのため、医学生のうちからセミナーや見学会のチャンスを逃さないようにしたいと思い、病院のサイトをブックマーク登録してありました。今回の見学会も、6月中旬に何気なくブックマークをチェックしたことで発見できました。

当日は希望通り、小児腫瘍科と緩和医療科を回ることができました。 
個別で先生の下に付いて各科の見学をさせていただいたあと、病院全体の説明を4人の先生からお聞きしました。

夕方には懇親会もあり、築地市場や浜の離宮、レインボーブリッジ、フジテレビを臨む病院内展望レストランでビュッフェ*\(^o^)/*  この時にも、各科の先生、そして偶然いらっしゃった新潟大出身のレジデントとみっちりお話するチャンスが得られました。

専門病院のため初期研修プログラムはなく、見学者も研修医(と薬学部6年生)の方がほとんどでしたが、医学生として行く意義も大有りだと思いました。


<小児腫瘍科>
・子ども達を支えるための施設環境づくり、教育、イベント内容が印象的でした。小中学校の先生が来られて学習を支援している様子も見学させてもらいました。別れ際、笑顔で手を振ると、子ども達も笑顔で手を振ってくれました。
・先生のご経歴と今後の展望を聞かせていただきました。成人の他のがんに用いられる薬で、いま治せない小児がんの患者さんを治療できるようにしたい、という先生の思いを聞かせていただきました。
・難病とたたかう子どもたちをサポートする「そらぷち」という北海道のキッズキャンプを紹介してもらいました。サポーターとして力になりたいです。
・来年にまたじっくり見学させてほしい旨をお伝えし、先生から名刺をいただきました。


<緩和医療科>
・先生が患者さんの訴えに傾聴される姿勢、そしてその過程で具体的にどのようにお声かけされていたかを学ぶことができました。
・カンファレンスでは、医療者同士が互いを思いやり、支え合っていた雰囲気が魅力的でした。「自分たちにはできないこともあるけれども、患者さんのためにプロとしての仕事を全うしていこう」というのが共通の目標となっていました。その目標を互いにストレートに語りかけ、勇気づけあっていた様子が今でも忘れられません。プロフェッショナルが結集して形作られるチーム医療の絆に強い魅力を感じました。


<新潟大卒の後期レジデントとのお話>
・先生は呼吸器領域に興味を持たれており、僕も大学の授業で呼吸器に興味を抱いていたので、夢中でお話をお聞きしました。腫瘍と感染症が密接に関連する呼吸器がん、肝臓がん、血液腫瘍の分野に改めて興味を感じました。
・がん専門病院での1年目ローテーションと、それ以前のキャリアでのローテーションとの違いに関して、具体的にお聞きできました。今の専門病院には、優れた腫瘍総合医になるための包括的なプログラムがあることを教えていただきました。
・それた話題もなく、腫瘍医としてのお話をずっと熱く語って下さり、「将来自分も同じようなことができる先輩になりたい」と強い憧れを抱きました。お会いできてとても嬉しかったです。


今夜は東京で一泊し、明日午後から熱海の旅館で一泊二日の緩和ケアセミナーに参加します。日本緩和医療学会企画のセミナーです。

午前は東海道在来線のグリーン席(+780円)で、少し贅沢な電車の旅を楽しみたいと思います。