研究実習の準備に関してまとめました。次の留学で活用できればと思います。


<全般>
やるべきことが次から次に出てくるので、To Doリストが必須でした。
また、迷っているとあっという間に時間が過ぎてしまうので、順序構わず、やれることからどんどん片付けていかないといけないと改めて感じました。


<航空券>
行きは関空からサンフランシスコ経由のチケットを取りました。
実家から出て夕方の便で出発、というのは精神的にも時間的にもゆとりがありました。
ただでさえ機内で十分に睡眠が取れず、時差ぼけも襲ってくるので、せめて出発前にはぐっすり寝てフル充電しておきたいという狙いでした。結局、元気すぎて機内で寝られず、到着時にはすっかり寝不足に。


<宿泊先>
未だ経験のないホームステイを選びました。小さいお子さんが2人いるイタリア人のご家庭。バス停が近く、朝夕の食事もついているのでいい感じです。スキャナーとメールのお陰で、連絡をとりはじめてから4時間後くらいには申込みが完了しました。「tenant は landlord に対して…」といった誓約内容に目を通すのも初めてで、理解するのが大変でしたが、この経験もまた将来に生きるはず。


<CV と PS>
実習期間のうちの最後の1週間を使って、*ロサンゼルス(婦人科腫瘍)とシカゴ(小児科、小児がん)の病院をそれぞれ個人的に見学する許可をいただきました。
そのうちの一方の申請に際して、CV (Curriculum Vitae; 履歴書) と PS (Personal Statement; 志望動機書) が必要になりました。昨年の研究室訪問時に提出した自己紹介文などを見直しながら作成しました。
CV では、Honors や Award、Leadership、Publication、Presentation など、書ける内容のない項目が多すぎて辛いですが、今後自分が何をしないといけないかを考え直す機会になりました。
 
* ロサンゼルスでの見学は病院のシステム上の問題でおじゃんになりました。

 
<現地の教授と打ち合わせ>
研究実習のテーマに関して、スカイプで打ち合わせをしました。スカイプで日常英会話をして本題について話し合うというのは、普段のRare Job と全く同じスタイル。落ち着いて臨むことができました。
また予め、①近況、②興味のあるテーマ、③できる手技と今後習う手技、に関して箇条書きでまとめ、印刷してパソコンの正面に貼って、本番中に有効利用しました。
テーマ決めに際しては、「レビュー論文で勉強したA群連鎖球菌に少し馴染みがあります」と答えるやいなや、即決しました。ある重要な表面病原因子を欠く新しい変異株をつい最近発見したばかりで、調べることが山積みだそうです。良い指導者もこの分野にちょうどいらっしゃるそうで、ばっちりピースがはまりました。
さらに教授から「論文のオーサーとして業績が残せるよう、サポートするね。将来の臨床留学のキャリアに生かせるだろうから。」と言っていただき、返す言葉が出てこないくらいに感激しました。(内心、気にしていた点でもありました)
打ち合わせ前日まで「何を勉強すればいいんだろう?」と途方に暮れていたのですが、テーマが絞られたことでいよいよ、本格的な準備が始められるようになりました。


<国内での実験トレーニング>
先生方からとても丁寧に指導していただいて、長らく低下していた研究へのモチベーションも完全復活しました!
「一人でできる」段階のハードルが高いことで生じる戸惑い、一つの調製ミスが実験を台無しにしうるプレッシャー、自分から無理を言ってお願いしていることから生じる責任など、いろいろな重圧がのし掛かって必死でした。分からないことは逐一質問して、説明していただいたことはできるだけ聞き漏らさないようメモを取って、昼休みや帰りの通学時間に電子ファイルにまとめていました。
夜は疲れ果て、USMLEの勉強効率も下がり、Rare Job 中も意見が出てこず、ディスカッション中に沈黙の連続(苦笑)
 それでも1日1日成長している実感がつかめて、充実した日々でした。
サンディエゴでもそんな毎日が過ごせたらいいなと思います。


<柄系→iPhone>
iPhone6 plus に変えました。大きすぎて最初は戸惑いましたが、あっという間に慣れました。画面が大きい分、情報量や操作の面ではかなり快適です。基本的には左手で持って操作するのですが、手に馴染んでいい感じ。iPadの出番は大幅に減ってしまいました。5年後には大きいサイズのiPhoneが世の主流になっていると想像します。
 
 
<コンタクト> 
円錐角膜用ハードコンタクトを4年ぶりにメンテナンスしてもらいました。コンタクトに沢山傷が付いていると何度も何度も言われ続け、ブルーになりましたが(笑)、新しいスペアレンズも確保し、これでひと安心です。
 

<お土産>
医学×アートで内容のあるもの/日本らしいもの/壁に飾るものか実用的なもの/サプライズの要素があるもの、という4つの要素を満たすものをひたすら梅田で探し回り、夜にようやく3つ満たすものを見つけられました。医学×アートの内容のあるものは見つけるのが困難でした。喜んでもらえたらいいなと思います。